強迫性障害は心の病気です|早期の治療でうつ病を防ぐ

精神疾患の一つ

手

現代はストレス社会と言われていて、多くの人が精神的な疾患に悩まされています。代表的な精神疾患といえばうつ病ですが、一度発症すると完治するまでに時間がかかり、身体の病気のように治ったという明確な実感もないので、完全に症状を克服することは非常に難しいものです。また、うつ病以外にも精神疾患には様々な病気があり、ストレスを感じていなくてもいつの間にか発症している場合もあります。近年、患者数が増えている病気に不安障害があります。不安障害とは、日常抱えている不安が原因で引き起こされる精神的な疾患のことで、パニック障害や強迫性障害などがあげられます。これらの精神疾患は、普通に生活していく中で無意識に不安を感じているために発症するので、自分が病気にかかっているという自覚がありません。さらに周りの人の理解を得ることも難しいので、誰にも相談できずに1人で抱え込み、病状を悪化させることがほとんどです。精神的な不安は誰しもが抱えているものですが、それが原因で日常生活がままならないのなら、心療内科や精神科を受診して心のケアを迅速に行ないましょう。

不安障害の一つである強迫性障害は、強い不安やこだわりが度を越してしまい、同じような行動を繰り返したり不必要な行動をするなどの症状が現れます。例えば、普通の人は家を出る時に鍵をかけたか不安になると、一度施錠を再確認してから安心感を得ます。ところが、強迫性障害の患者は一度確認しただけでは安心感を得ることができずに、同じように施錠の確認を何度も繰り返してしまうのです。また、日常の行動以外にも、数字に強いこだわりがあって融通がきかなかったり、何かをするときは必ず同じ方法で行なわないと気が済まないなどの異常なこだわりと固執が如実に現れ、普通の人と同じ生活ができなくなります。さらに、この不安障害がひどくなるとうつ病を引き起こすきっかけにもなりますが、重症化することがほとんどで不安障害の症状も慢性的に起こるようになります。精神疾患は命に関わる重大な病気なので、周りの人が理解を示すとともに、自分自身でも改善できるようにすぐに医療機関に相談しましょう。

不安な気持ちと向き合う

病院

不安は誰にでもつきまとうものですが、強迫性障害の場合はその不安が元で健全な日常生活が送れなくなります。特にきっかけがなくても発症する可能性があるので、日頃から自分の体調や心の変化と向き合いましょう。

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家族の対応

カウンセリング

強迫性障害を発症する年代は非常に幅広く、15歳から40歳にかけて患者数が増えています。普段一緒に生活していて、必要以上に確認行為をしたり入浴時間が長いなどの行動をしていたら、すぐに専門機関に相談しましょう。

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症状に合わせた治療方法

診察室

子供の頃からプレッシャーを感じ続けている現代人は、ふとした瞬間に強迫性障害を発症します。基本的な治療方法は薬物療法ですが、抗うつ剤などに加えて必要があれば心理療法やカウンセリングを行なっていきます。

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再発させない工夫

下を向く女の人

薬物療法や心理療法などを行ないながら強迫性障害の治療を行なうと、寛解や回復するまでに症状が良くなります。しかし、油断していると再発する可能性があるので防止のための対策を行ないましょう。

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病気になりやすい性格

先生と看護師

性格によって強迫性障害になりやすい人とそうでない人がいますが、完璧主義で心配症な人は病気を発症するリスクが高くなります。また、1人で抱え込む自己完結型や強迫行為を強要する巻き込み型などのタイプに分けられます。

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